モンステラ 剪定 どこを切る|元気に育てるための正しいカット方法

モンステラの剪定って、どこを切ればいいの?
観葉植物を育てていると、こんな疑問を感じたことがある方も多いと思います。
モンステラは大きく育つ魅力的な植物ですが、
そのぶん剪定のタイミングやカット位置で迷いやすいんですよね。
今回は、「モンステラ 剪定 どこを切る」をテーマに、
私の体験を交えながら、剪定のやり方や注意点をわかりやすくご紹介します。
やさしい手入れで、もっと元気に、美しく育ててあげましょうね。
モンステラ 剪定 どこを切る?基本の考え方

まず、モンステラの剪定は「不要な部分を健康的にカットする」ことが目的なんですよ。
ポイントは以下の3つ。
- ・伸びすぎた茎や葉を整える
- ・傷んだり黄色くなった葉を取り除く
- ・風通しや見た目を良くする
剪定はただ切るのではなく、「どこを」「なぜ」切るのかが大切なんです。
剪定で切るべき部分とは?

モンステラで切るべき主なポイントを、以下に整理してみました。
- 1. 葉の付け根:茎の節(ふし)の少し上
→ 節を残して切ると、そこから新しい芽が出やすいです。 - 2. 黄色や茶色に変色した葉
→ 病気や枯れの原因となるため、早めに取り除きます。 - 3. 地面に垂れすぎた茎
→ 見た目や管理のしやすさを保つためにカットすると◎ - 4. 混み合って重なりすぎている葉
→ 風通しを良くし、病害虫の予防になります。
大切なのは、「茎の節の少し上」で切ること。
節のすぐ上でカットすると、植物にとっても回復しやすい場所なんですよ。
剪定のタイミングと頻度はいつがベスト?

モンステラの剪定に最適なのは、5月〜7月の暖かい時期です。
なぜかというと、この時期は生育期なので、剪定しても新しい芽が出やすいんです。
逆に、冬場は植物が休眠しているので、剪定はなるべく控えましょうね。
剪定の頻度は、年に1〜2回ほどでOK。
ただし、黄色くなった葉は季節を問わず早めにカットしてあげると、株全体が元気になりますよ。
剪定のときに必要な道具は?


剪定をする際に準備しておくと安心な道具はこちらです。
- ・清潔な園芸バサミ(刃の小さいものがおすすめ)
- ・アルコール綿や消毒用エタノール(ハサミを拭く用)
- ・新聞紙(作業スペースを守るため)
- ・ゴミ袋(カットした葉や茎の処分用)
特に大事なのは、「清潔なハサミを使うこと」。
ハサミに雑菌が付いていると、切り口から病気が入ることがあるんですよ。
剪定した茎や葉、どうすればいい?

カットした茎が元気であれば、挿し木にして増やすこともできます。
葉の美しい部分だけ切って、水差しして飾るのも素敵なアイデア。
私はよく、透明なグラスに葉を入れて、
窓辺に飾ったりしています。インテリアにもぴったりなんですよ。
モンステラ剪定のよくある失敗と注意点

- ✖ 葉の真ん中を切ってしまう → 葉が傷んで見た目が悪くなります
- ✖ 切りすぎる → 光合成できなくなり、元気がなくなることも
- ✖ 適切でない時期に剪定する → 冬は避けて!
剪定は植物への“ちょっとした手術”のようなもの。
気をつけて優しくお世話してあげましょう。
私の体験談:剪定の失敗と成功

私が初めてモンステラを剪定したとき、ちょっと勇気がいりました。
「ここで本当に切っていいのかな?」と何度も悩んで、
結局、ちょっと葉先を切る程度で終わってしまったんです。
でもそれではあまり意味がなくて、数週間後、
葉がどんどん重なり合って、風通しも悪くなってしまいました。
そこで再挑戦。今度はちゃんと「節の少し上」を意識して、
思いきって2枚の大きな葉を剪定しました。
結果、切り口のすぐ下から新しい葉が元気に伸びてきたんですよ!
それ以来、「剪定は怖くない」と思えるようになりました。
Q&A:モンステラ剪定でよくある質問

Q. どこを切れば新しい葉が出やすいの?
A. 茎の節の少し上を切ると、そこから芽が出やすいんですよ。
Q. 剪定しすぎたらどうなる?
A. 光合成できる葉が減ってしまい、株が弱る可能性があります。
葉は全体の3分の1以上を切らないようにしましょう。
Q. 冬に剪定してしまったけど大丈夫?
A. 大丈夫ですが、成長が止まる時期なので回復が遅いです。
なるべく暖かくなる春まで待つのがベターですよ。
モンステラの植物データ
植物名 | モンステラ(Monstera deliciosa) |
---|---|
分類 | サトイモ科 モンステラ属 |
原産地 | メキシコ〜中南米の熱帯地域 |
光環境 | 半日陰を好むが明るい室内も可 |
耐寒性 | やや弱い(10℃以上を保つ) |
耐暑性 | 強い(30℃程度まで耐える) |
水やり | 春夏:土の表面が乾いたらたっぷり/秋冬:控えめに |
剪定適期 | 5月〜7月(生育期) |
まとめ:剪定はモンステラとのコミュニケーション
剪定は、植物との会話のようなもの。
どこを切るか迷ったら、葉や茎の様子をじっくり観察してみてください。
元気な新芽が顔を出したとき、「やってよかった!」と思える瞬間がきっと訪れます。
今回の記事が、あなたのモンステラとの暮らしのヒントになれば嬉しいです。
楽しく、やさしく、剪定を楽しんでくださいね♪
▼関連記事
初心者でも簡単!サンスベリアの植え替え・増やし方まで徹底解説
初心者でも安心!観葉植物の株分けを簡単にマスターできる7つの手順
▼参考にしている外部リンク
ハイポネックスジャパン様
モンステラの育て方|季節別の水やりや肥料、植えかえ方法や、挿し木での増やし方などもご紹介
コメント